ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「社長、そういうことなので、谷本の見合いの話しはお断りしておいて下さい」
最後にそう言うとヒロくんはわたしを社長室から連れ出してくれた。
あとから世良課長も追いつき帰りは3人でエレベーターに乗った。
「いい加減、手を離したら?」
「あ……」
エレベーターの中で世良課長に言われ、わたしはずっとヒロくんと手をつないでいたことに気づいた。
だけど慌てて離そうとしたらヒロくんがこれは牽制の意味もありますと世良課長に言ってさらにぎゅっと握りしめてくる。
ほんの数秒のこと。
だけどヒロくんはずっとわたしを離さないでいてくれた。
その様子を見た世良課長は、やれやれという顔。仕方なくわたしはにっこりと笑顔で返した。
設計課に戻るとそのままミーティングルームへと促される。
そこには部長もいて、4人で席についた。
最後にそう言うとヒロくんはわたしを社長室から連れ出してくれた。
あとから世良課長も追いつき帰りは3人でエレベーターに乗った。
「いい加減、手を離したら?」
「あ……」
エレベーターの中で世良課長に言われ、わたしはずっとヒロくんと手をつないでいたことに気づいた。
だけど慌てて離そうとしたらヒロくんがこれは牽制の意味もありますと世良課長に言ってさらにぎゅっと握りしめてくる。
ほんの数秒のこと。
だけどヒロくんはずっとわたしを離さないでいてくれた。
その様子を見た世良課長は、やれやれという顔。仕方なくわたしはにっこりと笑顔で返した。
設計課に戻るとそのままミーティングルームへと促される。
そこには部長もいて、4人で席についた。