ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
帰り道。
バイパスのオレンジ色のナトリウム灯の光を駆け抜ける。
それはあたたかい幻想のような夜道だった。
車の中も淡く暖色系で照らされていて二人にとって、とても素敵なナイトドライブ……
……と言いたいところだけど。
「あのう?」
「ん?」
「これ、なんですか?」
「これくらい気にすんなって」
いやいや、気になりますってば!
どうしてわたしの手を握っているんですか!?
ハンドルを握っていない世良課長の左手がわたしの右手を離さない。
バイパスのオレンジ色のナトリウム灯の光を駆け抜ける。
それはあたたかい幻想のような夜道だった。
車の中も淡く暖色系で照らされていて二人にとって、とても素敵なナイトドライブ……
……と言いたいところだけど。
「あのう?」
「ん?」
「これ、なんですか?」
「これくらい気にすんなって」
いやいや、気になりますってば!
どうしてわたしの手を握っているんですか!?
ハンドルを握っていない世良課長の左手がわたしの右手を離さない。