モテBOY is GIRL
保健室くらい連れてってもらえるか

「イサっ?!どしたの?!!」

「勇希どないしたんや!血ぃ出てる
やんけ!!」

うるせぇ・・・・

やべ・・・超クラクラする

「とりあ・・ず、保健し、つ」

「わかったで!」

「あと、、ハル・・も」

あ、ムリだわコレ

貧血で倒れるし・・・

よし、寝よう

[kuon]
「あと、、ハル・・も」

「イサ兄?!」

気絶?倒れちゃった・・・

血出てるし・・・・

大丈夫かな?

まぁ、イサ兄の治癒能力は

珍獣並みだし平気かな?

それよりッ

「海ちゃん!保健室っ」

「あ、あぁ!わかってる」

それにしても・・・

何があったの?イサ兄

「先生!イサがッ・・いない」

「とにかくベッドに寝かせよう?」

「せやな
てか、コイツもう血ぃ止まってる
やん!!さすが珍獣・・」

いや、もう少し心配しようよ

素直じゃないなぁ

「勇希君大丈夫、カナ?」

ハルちゃん・・・・

「暖姫ちゃん
何があったか説明してくれへん?」

ハルちゃんは小さく頷いた

「あの、ね?勇希君が走ってきて
手を振ってたら、“伏せろ!”って
勇希君が叫んで・・・・
上から何か振ってきたんだ・・・
とっさに勇希君が上から覆い
かぶさって守ってくれて・・・・
でも、勇希っ君がぁ・・ぅひっく」

あわわわわ

泣いちゃった・・・

ハルちゃんをかばってイサ兄が怪我

しちゃったんだもんね

責任・・・感じちゃうよね・・・

「でも、何でイサは植木鉢が
降ってくるのがわかったんだろ?
だって、明るいの苦手なイサが
わざわざ晴れてるのに上なんて見る?」

確かに
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