モテBOY is GIRL
ナイスタイミング

まるで飼い主と犬だな

「「で、勇希君。この人たちダレ?」」

「俺、唐島海里ゆーんや。ハルちゃん
ホンマ可愛エエなぁ。俺と付き合わへん?」

さっきまでうずくまってたくせに!!

こりろよっ

「ダメだよ、海ちゃん!イサ兄のイトコを
ナンパしちゃ!ハルちゃん、アキちゃん。
僕、日向空遠♪ヨロシクね!!」

「ちょ、動くな、空遠。落とすぞ」

「ゴメンなさぁい」

うっ、可愛い・・・

てか、いい加減降りろよ

空遠でも疲れるし

「俺、イサの幼馴染の水瀬龍斗!
ヨロシクな!!」

うるせぇ

騒ぐなよな、龍

「んー~~。みんな超イケメンっ
チャラ系
フレンドリー系
ロリショタ系
ドライ系・・・・
もぅ、ヤバすぎ!!アキちゃん、
この人たちは殴っちゃダメだからね!!」

面食いの中の面食いだな・・ハルは

「・・わかった。姉ちゃんが言うなら」

「私の事は気軽にハルって呼んでね♪
弟の事はアキって呼んで♪
あぁ~~~、勇希君のイトコでよかった~」

「あっ、アキ。更衣室には・・・」

「ハイハイハイ!俺っ!!俺案内する!!
俺、面倒見イイし、イサのイトコならなおさら!
アキの世話は俺がするの~~~~~」

うっせぇ、てか、うぜぇ

耳元で騒ぐなっつーの

十分聞こえるし


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