雪桜姫
カキーンッ。 ザッ。
グッ。 ダッ!!
永『ん~何の音だ??』
土『あぁ!?』
沖『微かにですけど刀同士が交わってる音が聞こえますね。』
藤『行ってみようぜ!!』
カキーンッ! ガッ!!
『っ!!』
雪『......。』
バッ。
クルッ。 タッ。
『へぇ~。』
雪『何故本気を出さない??』
『!! 何でだろうね~!!』
カキッ!!
ダッ。 ダッ。
ヒュッ! スッ!!
全員『なっ!!』
皆が見たのは真っ紅に染まってる雪月と見知らぬ男が戦っていたのだ。
近『雪月君っ!!』
新『雪月!!!』
雪『......。』
雪月に皆の声は聞こえていないのだ。
それほどまでにこの男が憎いのだ。
『チッ。必ず連れ戻すからな雪月』
雪『僕に勝てないのにか??』
『っ!!絶対に連れ戻す』
雪『僕が逃がすとでも??』