派生小説2話
2話
「再婚しようと思うの来週の日曜日。ライクも行くのよ」

僕が一方的に運命を感じた艶やかな黒髪で真っすぐな黒い瞳はまるで見透かすような瞳の視線が僕の心を虜にする。


『ドクドク』

心臓の鼓動が休まらない。

ベットで寝そべりながら僕の部屋にずかずかお母さんは、瞳を輝かして再婚するって言ってる。

お母さんが誰と結婚する事よりもあの人に逢いたいと僕は、密かに思ってる。

上の空で『うん』と返事をしてた。

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