派生小説2話
人通りが多くて自転車で渡るのに困難で自転車から降りようとしたら。

「痛ぁ。」

女性の声が洩れていて痛さが僕の耳に響くぐらい。

よっぽど痛いだろうと思った時、

「自転車の車両が足に乗ってるだけど。」

ぎゅっと僕を睨み付ける艶やかな黒髪の僕が逢いたいと思ってた人。


うわぁぁぁ。

この女性の再会がこんな形なんて最悪。

「すみません。怪我とかしてませんか?」

僕は、スクランブル交差点中で誤った。

「信号赤にから自転車の後ろに乗っけて。」

軽く言われて僕は、この女性の不思議な世界に取り残されてるような気がしながら

「後ろに乗って」
と顔を色をうたがいながら上目遣いで観た。
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