きみを借りてみた。
→先輩
そして来てしまった委員会の時間。
亮馬先輩が一緒ってどういうことだよ。
いやいやまてまて、亮馬先輩が一緒だからってなんだっていうの。
かかわりだってないんだし、話ししなきゃいいし。
てか意識する必要ないし!
そういって右隣をみると、亮馬先輩の横顔。
席がとなりになってしまった。
あぁー、もう。
なんでこの人こんな美形なんだ…
てかなんで意識してんの、あたし!
絶対今の顔百面相だよ…
「唯歌さん、どうしたの?」
「へっ!?
あっ、いや、なんでもないです!!!」
先生に注意され、テンパって変な声がでてしまった。
「唯歌ちゃんっておもしろいんだね」
亮馬先輩に耳打ちされてしまった。
ってえぇぇぇ!?
亮馬先輩!?
「ごめんごめん、
びっくりさせちゃった!?」
驚きを通り越して呆気が…
「あ、いや、はい、え、はい…」
テンパりすぎだろ、あたし。
「そんな、驚かないでよ(笑)
てかさ、唯歌ちゃんかわいいね」
「は?」