男のなかのオトコ



ーーーーーー。


ハァ~。
今日の授業全然集中できなかったな。

昼休みも陸達から逃げるのに大変だった。


ごめんねみんな。
すごく心が痛い…
本当にごめん。


それもこれも…


「遅かったなぁ、真山!」
このゲームのせいだぁぁぁぁぁ(涙)!!!


「さっさと済ますぞ!!!」

「ちょっと待って、誰が1対1で戦うって言ったんだよ(笑)」

「はぁ?てめぇどうゆうことだよ」


「こういうことだよ、おいお前ら!!!」

奴の合図でぞろぞろと私の周りを男たちが囲んだ。

「なるほどな……汚ぇ手使ってくれるじゃねぇか(笑)」

「何言ってんの勝てたらそれでいいんだよハハハ」


いちいち勘にさわる奴だな。

「んじゃお前らが負けたらだいぶ恥ずかしいな(笑)」

「負けたら…ね(笑)」

ハァ…、ほんと面倒くさい奴。

「お前ら!!!やれ!!!」


数人が私に襲いかかってきた。


ハッ(笑)







< 103 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop