男のなかのオトコ
「想~大丈夫かぁ?」
「…だいぶできてきた…」
想の近くには美味しそうな料理が何皿か出来ていた。
「想凄いな!すっげー美味しそう!」
想はこっちを見て小さく微笑んだあと、また手を動かし始めた。
「っ///」
想のあんな顔始めてみた………なんか凄く色っぽかったし///!…
って、私は変態か!
「そ、想!俺何か手伝うよ!」
「…んじゃそこにある魚油で揚げて…」
「は~い…ってそういや油とか調味料ってどこで見つけてきたんだ?!」
「…学校が冷蔵庫に用意してくれてた…」
「へぇ~意外とちゃんとしてるんだな」
私はてっきり想が持ってきたのかと思った。
まぁ、とりあえず…魚をこの油で揚げればいいんだよね…
恐る恐る魚を三匹一気に入れた。
バチッバチバチ
油が想像以上に跳ね私の腕に飛び散った。
「あ!熱っつぅぅぅ!!!」
ヤバい想像以上に熱い!