男のなかのオトコ



「それより…もぅとっくにお昼すぎちゃってるよね(笑)」

「「えっ!」」

私は慌てて時計を見た。時計の針は2時をさしていた。

「早からこんな時間!」

「時間たつのはえーな(笑)」

「まぁ色々ありすぎて時間の感覚なくなってたもんね(笑)」


「だな(笑)」

「俺はやっぱり想が猪をさばけるのも衝撃的だったけど春の強さが一番だね(笑)」

「まぁ、あそこまで強いとは思わなかったな」


「だからぁ…俺は別に強くねぇよ。だったら父さんのほぅが強いぜ?」


「一回春の親父さんに会って手合わせしてほしいぜ(笑)」

「陸、ぼろ雑巾みたにされるよ(笑)あ!もぅなってるね」


「優てめぇ…一発殴ってやるから有り難く思え」

「ありがとうございます」

「もぅ死ねよ」


「……………(笑)」
フフ

「???どうしたの春?」

「優ってさぁ、陸にたいしてだけブラックだよな(笑)」







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