7人の泥棒
その女の子は、お金持ちになって家族で幸せに暮らす夢を見ていました。



その子の家はあまりお金がなかったので、それはその子の願いでもありました。



夢泥棒は一通り夢を見ると、

「おもしろい。」

そうつぶやきました。



「そんなキレイゴト、あるはずがないね。自分を不幸だと思い込んでいる。果たしてどうだろうねぇ・・・」

そういうと夜の闇に消えていきました。


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