君と出逢って。
第Ⅰ章
携帯の着信音が鳴る中、
俺わゆっくりと顔をだし携帯をとる。

『…………はぃ?』

寝ぼけながら電話にでると

『雷斗おきたー?』

少し高めで聞き覚ぇのぁる声、
電話してきたのわ桜木 愛羅。
愛羅とわ保育園からの幼なじみで
プライベートでもょく遊ぶ仲だ。
そして、俺の名前が山岡 雷斗。
髪の色わ黒で、
性格わかなりめんどくさがりゃ。

『なんだ、愛羅かょ…
こんな朝早くから何…?』

『ぁんたさー、毎日毎日ゃめてくれなぃ?
自分でモニコしてって言ったんでしょ?』

『あぁ…わりぃわりぃ。』

『早く下降りてきてょねー!』

『わあったょ、ぅっせーぇな。』

そぅ言ぃ、電話を切った後
準備して家の外へでる。

『雷斗ぉっそぃ!今日もまた遅刻する気?』

『あー……、んま、ぃんぢゃね?』

『罰として、ニケで学校まで
もうダッシュね、』

学校までわ歩いて約50分かかる。
そんな遠ぃ所までニケなんて
無理に決まってる。

『無理に決まってんだろ。馬鹿か。』

『なに言ってんの?自分が悪ぃんでしょ?
早く準備しなぃから。』

『わぁったわぁったって、
こいでってゃるから黙ってろ。』

俺わ自転車を持ってきて愛羅を乗せる。

『……お前…重くね?』

『それ、レディーに
言ってもぃぃと思ってんの?』

『ほんとの事だろ?』

『まぢめにぅざぃから。』

そんな話をしてぃる内に学校へと着く。
駐輪場へ行くと知り合いの姿を見つける。

『今日わ2ヶですかかっぷるさーん!』

『ちげーょばーか!こんなんと
かっぷるなんて一緒にすんなはげ!』

『こんなんとって何ょ…』

俺と愛羅をかっぷる呼ばわりするのわ
北川 篤騎、俺の常1だ。
自転車をぉぃて校舎へ入り、
愛羅と別々の教室へと向かう。

『おぃ雷斗~!お前イケメンだからって
愛羅ちゃん取んなょ~、』

『は?俺が愛羅を?んなわけねーだろ(笑
ってかイケメンイケメン毎日きもぃ』

『周りから見たらそーなんだょ~!
誰もがイケメンって思ぅっしょ!!』

篤騎が毎日一緒の事ばかり言う。
さすがにうざくなってくる。

『知るかょ。』

『ってかさ!雷斗、
今日転校くるの知ってる!?』

『転校生?』

担任がみんなをイスに座らせる。
それに合わせて全員が座る。

『今日ーわ、転校生がぃま~す!』

その瞬間にみんなが騒ぎだす。

ガラガラガラ…。教室のドアが開く。
入ってきた転校生わ
髪の色わ黒く、背わ普通で
細くて綺麗な女の人だった。
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