‡仮想リアル‡

数分後…


「39問目かぁ」

ふぅと息を吐くと後ろを振り向く
ソファーではもう登録完了した蓮と優希がくつろいで居た


夜は大分更けていた
今日は百合亜ん家でお泊まり会だから時間には余裕がある


てか、何であたしがパソコンの前に居るんだろう…

「百合亜に痺れを切らしたからでしょ?」

ああはい、そうですよ
良くわかってらっしゃいますね優希さん!

あたしは優希のほくそ笑んだ顔にムカッときていた

「はい!百合亜次は?」

だからついぶっきらぼうになってしまった

「は、はい!えっと『いつも何処で遊びますか?』か…『妹とです』?」

何処じゃなくなってるし。
まぁ、良いか…

あたしはササッとパソコンに打ち込むと次へをクリックした


次が何か嫌なんだよね…
だってさ…

「えっ?真っ黒…」

百合亜は目をパチクリさせた

そうここから次は何か普通に見えない


白から突如、一面真っ黒になる画面
それに赤黒い血文字のような真っ赤な赤色の文字


…不気味なんだ


[此所からは自分自身の力で質問に解答していってくださいね]

そして…まるで今まで見ていたかのような文章が…


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