溺愛彼氏×ドジな彼女

クラス替え£莉音


気が付けば、桜が舞う季節になっていた。

「佑斗~どう??」

「ん~ちょっと待って…」

「佑斗~はよしてや~!!」

「望、お前も身長高ぇし見えんだろ?」

「えっ^^;
 俺、目悪いからなぁ~」

そうやって、クラス表の前で楽しそうに話す佑斗と望。
この2人は、すっごく仲良くなって。
よく、私と凛、佑斗と望の4人で一緒にいる。

「あっ…ありえねぇ…」

「えっ??
 何が?」
驚いた顔をする佑斗を、不思議に思い問いかける。

「…俺ら、4人とも同じクラス…」

「マジで!?
 すげぇじゃん!!
 俺らついてる~!!!」

「ちょっ、望クン大きい声出さないで、恥ずかしい」

「ゴメン、ゴメン。
 でも、うれしいなぁ♪」

「そうだね^^♪」

4人一緒なんて、奇跡だぁ!!
クラス決めた人に、心から感謝だ!!!



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