溺愛彼氏×ドジな彼女

「何?
 俺とじゃなくて、郁と一緒に帰りたかったわけ?」
そう言って、莉音を廊下の壁へと寄せる。

「そっそういうことじゃなくて///」

「そう聞こえるし…。
 俺より…郁がいいの?」

「違うよっ!!
 私は…佑斗が好きっ///」

っ///
可愛い…けど、これだけじゃ今日は許してやらない。

「じゃあ、証明して?」

「証明?」

「ウン。
 …莉音から、キスして。」

「えっ!?」

「何?
 できないの?」

「っ///」

顔を真っ赤にし、俯く莉音。

「ふぅん、莉音は俺のこと嫌いってことかぁ~」

「ちがっ!!」

「じゃあして?」

「っ///」



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