溺愛彼氏×ドジな彼女

「僕…
 莉音のこと知りたい♪」

「え?」

そう言うと、私の手を引き図書室へ入っていく郁。

図書室の壁へ追い込まれる。

「あ…あの…?」

「僕さ、莉音のこと本気だよ?
 だから…
 僕のこと、もっと知って好きになってよ」

そう言って、私の唇へ近づいてくる郁。

「っ…」

♪~~~~

唇に触れる寸前…鳴り響きだした私の携帯。

「ごっゴメン、電話だから出るね…」

そう言って、携帯を取り出そうとする私の手をつかむ郁。

「ダメ。」

「えっ?」


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