溺愛彼氏×ドジな彼女


「…いいから、早く帰んねぇと風邪ひくぞ。」

「うんっ。」

そう言って私たちは、手を繋ぎ歩き出した。


「なぁ、莉音。
 …クリスマスってヒマ?」
私の家の前…別れ間際に、言った言葉。

「うんっ!
 ヒマだよ?」

「じゃあさ、デートしねぇ?」

「へっ!?」

「…嫌?」

「うっううん!!
 嬉しい///」
クリスマスに佑斗といれるなんて…。

「じゃあ決定な♪」

「うんっ!!」

「クリスマス…楽しみにしとけよ?」
そう言って佑斗は、優しく頭を撫でる。

「うっうん///」

「じゃあな」

「また明日ね!」



< 13 / 207 >

この作品をシェア

pagetop