溺愛彼氏×ドジな彼女
「…いいから、早く帰んねぇと風邪ひくぞ。」
「うんっ。」
そう言って私たちは、手を繋ぎ歩き出した。
「なぁ、莉音。
…クリスマスってヒマ?」
私の家の前…別れ間際に、言った言葉。
「うんっ!
ヒマだよ?」
「じゃあさ、デートしねぇ?」
「へっ!?」
「…嫌?」
「うっううん!!
嬉しい///」
クリスマスに佑斗といれるなんて…。
「じゃあ決定な♪」
「うんっ!!」
「クリスマス…楽しみにしとけよ?」
そう言って佑斗は、優しく頭を撫でる。
「うっうん///」
「じゃあな」
「また明日ね!」