溺愛彼氏×ドジな彼女

「え~!!
 ズルいわ、佑斗運動神経抜群やのにっ!!」
そう言って、文句を言う望。

「…なら、望たち3人でいいじゃん。」

「あっ!
 ホンマや。
 その手があったな。」
そうにやりとする望。

「…僕やらないー」
そう言って、遠くへ歩いていく郁。

「えっ!?
 郁??」

「…」
何も言えない俺。

「私、郁のところに…」

「莉音は、いいで。
 俺が行ってくるから^^
 3人は、ほかのことしてあそんどき!!」

そう言う望は、何かを決心したような顔つきだった。

「望、俺も…」

「佑斗もええで。
 今回は、俺にまかしてぇや^^ 
 な?」

「お…おう…」

望の、真剣な顔を見ると…俺はそう言うしかなかった。



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