溺愛彼氏×ドジな彼女
遠足が終わり、次の休みの日。
俺と望は、2人で遊びに出掛けた。
「なぁ、佑斗ちょっとカフェいかへん?
俺、話したいことあんねん」
そう言う望に、俺はうなずいた。
「お待たせしました」
注文したドリンクが届くと、話し出した望。
「昨日、郁が途中抜けたやん…。
その時のことやねんけど…」
「ウン…。」
俺もちょうど聞きたかったことだから、俺は望の話を黙って聞いた。
「郁は、莉音が好きで…自分が莉音を笑顔にさせたいって。
でもな…俺は、それができるのは、佑斗だけやと思うねん。」
そう言って、切なく笑う望。
なぁ、やっぱ望も…