溺愛彼氏×ドジな彼女

「じゃあ、僕買ってあげるよ^^」

「えっ!
 いいよっ。
 私が払うからっ」

「ダーメっ。
 俺が払う!
 それが、誕生日プレゼントってことでっ^^」
そう言って、にっこり笑う郁。

「っ…ありがとう^^」

私は、郁の言葉に素直に甘えた。



「じゃあ、僕買ってくるね」
そう言って、クレープ屋へ走っていく郁。



「…」
郁を待っていると、一点を見つめて何も言わない凛。

「?
 どうしたの凛…」



< 194 / 207 >

この作品をシェア

pagetop