溺愛彼氏×ドジな彼女
「おい、女子静かにしろ。
じゃあ、天野、自己紹介頼むな」
「ハイ。」
ん…?
天野って…
「天野 望(アマノ ノゾム)です。
大阪からやってきたっつうか…戻ってきたって言うかw
あっ、俺、小学校まではこの町に住んでたんで。
知ってるヤツも、おるかもしれへんけど…
よろしくお願いします!!」
そう言って、元気に言う転校生。
…やっぱり…望だ…。
休み時間になると、私に近づいてくる望。
「莉音っ、久しぶりやな!
覚えとる?」
そう関西弁で言う。
「ウン、やっぱ望だったんだ^^」
「おぅ、これからもよろしくな」
「ウン^^」
それだけ言って、望は自分の席につく。