溺愛彼氏×ドジな彼女
*第5章*
秘密£莉音
もう、1ヵ月たち2月になった。
望も、だんだんとクラスになじんできている。
「莉音~もうすぐ、バレンタインだね♪」
そう言って、私に近づく凛。
「ホントだね~!!」
「佑斗クンにあげるんでしょ?」
そうにやにやしながら聞く、凛。
「っ…///
そっ、そういう凛は誰にあげるの?」
「あっ!
話、そらしたなぁ。
まぁ別にいいけどさ。
私は、友チョコと仲いい男子に少しね」
「仲いい男子って~??
本命は~??」
「莉音、私をからかってる?」
そう、悪魔の笑みで言う凛。
「いっいえ、からかってなどおりませぬ…」
「ぷっw
おりませぬって何やねん」
「望っ!!」
私の後ろで、笑っている。