溺愛彼氏×ドジな彼女


「何よーさっきから、秘密ばっかり」

「まぁ、すねないの。
 このことは、のちのちわかるからさ?」
そう、望の顔を見る凛。

「っ///」

「のちのちって~??」

「あっ、ほらチャイムなるよ」

「あっ、ホンマや!!」
そう言って、急いで自分の席へ戻る望。

「…逃げたなw」

「何、なんか言った?」

「ウウン、何もない~。
 私も、席戻るねー」

「ウン。」

なんか、怪しいなあの2人ー。
まぁ、いっか。
のちのちわかるらしいし…。

それよりっ!
佑斗へのチョコ何にしよっかな~。
やっぱ手作りがいいかな~?

キーンコーン カーンコーン

なんて、思ってるうちになったチャイム。

まぁ、チョコのことはあとで考えよ!!
そう思い、私は授業に頭を集中させた。


< 52 / 207 >

この作品をシェア

pagetop