溺愛彼氏×ドジな彼女


「…実はね、ずっと不安だったの。
 私は、佑斗の恋人にふさわしいのかな…って。」

何んだソレ…

「佑斗は、かっこいいしモテるし…。
 こんな私でいいのかなって…ずっと」

俺は、莉音の言葉をさえぎり抱きしめる。

「ごめん、莉音。
 悩んでること、ずっと気づけなくて…。
 …莉音、ふさわしいとか…周りの思うことはどうだっていいよ。
 俺は、莉音じゃねぇと嫌だ。
 俺が…莉音じゃないとダメなんだ。」

「佑斗…」

「それに莉音は、すっげえ可愛い。
 他の奴よりも…誰よりも。
 莉音がいい。
 …莉音が好きなんだ。」

「…私もっ。
 佑斗じゃなきゃ嫌だよ!
 佑斗…ありがとう、大好き!!」

そう言って莉音は、俺を強く抱きしめる。
俺も、抱きしめる力を強めた。

「莉音…」

「何?」

「これからも、何か悩んでたら俺に言えよ?」

守ってやりたいんだ…莉音を。
大好きだから。

「うんっ…ありがと!!」




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