溺愛彼氏×ドジな彼女
隣にいられる幸せ£佑斗
「おはよ、莉音と佑斗クン^^」
「おはよ~凛」
「はよ」
わざと、普通に接している凛。
ホントは、すっげぇ心配だしいろいろ聞きてえだろうけど。
それをすると、困るのは莉音。
少しでも…あの思い出を思い出させないために…。
「ありがとね、凛^^」
それは、莉音にも伝わっているようだった。
「じゃあ、俺自分の教室戻るな」
「ウン、ありがとう佑斗^^」
俺は、そういう莉音の頭を優しくなでてから教室を後にした。
自分の教室へ向かっていると…アイツとあった…。
「おい、お前」
確か…南だったけな…。
俺の声に、反応して体をびくつかせる南。
「…お前のことは、ホントにゆるさねぇから…」
それだけ、言って去ろうとした。
その時…
「佑斗っ!!
あのさ…」
そう言って、俺に近づいてくる莉音…。
南の姿に気付く。