溺愛彼氏×ドジな彼女
「っ…莉音ちゃん…ゴメンなさい…」
今にも泣きだしそうな表情。
「…泣いて許されることじゃ、ねぇんじゃねぇの?」
どれだけ…莉音が怖い思いしたと思ってんだよ。
「佑斗、いいよ^^
南ちゃんも…。
あのね、私…南ちゃんのおかげで、今佑斗の隣にいられることがどれだけ幸せなのか…
改めて感じることができたの。
だから…ありがとう」
そう優しく微笑む痢音。
「っ…ホント…ごめんね…」
それだけ、言って走って行った南。
「莉音…」
「…さっきの言葉、ホントだよ?」
「ウン…わかってる…」
ホントに莉音は、優しいな。
俺も、莉音の隣にいられる幸せ感じたよ。
こうやって…2人、並んで…微笑みあい…
キスできる、幸せ。