VS.サンタ【短編】
僕がサンタの死体を確認するため部屋をでようとした時である。

ダダダダダダダダッ、バタンバタンッ、タタタタタ……

階段を凄い勢いでかけ降り廊下を渡り玄関から外へ出て駆け出して行く足音が聞こえた。

しまった逃がしたか!てゆーか至近距離でクレイモアを食らったにも関わらず、走って逃げられるほど傷害が軽微だとはサンタの野郎は化け物か?

ともあれサンタを追い返す事には成功したようだ。

だが夜はまだ長い。油断は禁物である。

僕はサンタの第二波攻撃に備えた。

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