イケメン王子*自由人雪女


「化け物のほうがよかったかな…。」


「はっ?」


俺がつぶやいた後、間抜けな声が
聞こえた。


誰かと思って左を見ると
誰もいない…


「あれ?声がきこえたような…。」


「おい…。ひどくないか…?」


そう聞こえたのでもう一回
左を向くと


顔を真っ赤にしてジャンプする
架哉の姿があった。


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