最弱暴走族と桜【完】SS更新中!
「ンで、テメェが総長の事知ってるんだよ!!」

『うるさいな、デカブツ!お兄ちゃん、よんでよ!!』

「デカブ…!?このガキ…ッ」

「ストップ、陽輝」



男――陽輝(ハルキ)が大人気なく桜をそのまま床に叩きつけそうになった時、陽輝の肩に手を置いた青年。

陽輝はキレたまま青年を睨むが「落ちついて」と促され、イライラしたまま手を止めた。



「空道、桜ちゃんだっけ?」

『ん。お兄ちゃんは?』

「俺は流生。美樹さん〝達〟は今出払ってるんだ。帰って来るまで待っててくれる?」

『…ん…』



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