最弱暴走族と桜【完】SS更新中!
「あぁ!彼女ですか…。確か三年ぶりでしたか?」

「そうですね。美樹さんに会いに来たらしいです。…一人で」



陽輝は流生とマスターの会話に首を傾げながらも、桜を観察する。

たった五、六歳の子供が自分を怖がらなかった事が不思議でたまらなかった。

ただの強がり、か…?と思いつつも、目の前の二人は桜を知っている様で、益々頭の中がグチャグチャになりそうだった。



―――…カラン


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