最弱暴走族と桜【完】SS更新中!
「流生、」

「あ、美樹さんおかえりなさーい。お客様が来てますよ?」

「は?客?」



流生は帰って来た美樹にオレンジジュースの入ったグラスを渡しながら、奥に居る桜を指さした。



「……居ないぞ?(何でオレンジジュース?)」

「あれ…?」


―――…バンッ


「うぉ…!?」

「お兄ちゃん!!」



奥のソファーに座っていたはずの桜の姿は無く、首を傾げていた流生。

美樹はそんな流生に首を傾げていると突然足元に小さな衝撃と子供特有の高い声が聞こえた。

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