If...



「ん?君が目を覚ますところからずっとさ。」


ノ―――――――ン!!


「き、記憶喪失も・・・?」


「うん」


オーマイガッ!


もうダメだ。
きっとこの人たちの、あたしの印象は


“ナンパされてて、熱で倒れた変人”


なんだわ!


再び布団に顔を埋める。


恥ずかしい!
穴があったら、入りたい・・・


先ほどの自分の行動に打ちひしがれていると、



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