If...



「な、なんでしょう・・・隼人さん?」


金色の双眸が、あたしを捕らえて逃がさない。



「熱大丈夫か?」



わすれてた。
はい。完全に。


「あ、はい。大丈夫です。」


「まぁ、6時間も寝てればね~」


「6時間!?」



え?は??


6時間?



あたしが、病院に向かっていたとき2時ごろだったよね?









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