If...
「な、ななな!なんで、隼人のべっとに女がいんだよ!!!」
奇声の主は、床で腰を抜かして顔を青くしている。
「えっと・・・」
「うわぁ!しゃべった!!」
そりゃそうだ。
なんなんだ。この人は。
がちゃり、と扉が開いたと思ったら
「おはよ~!って、ありゃ~。翔と出くわしたか~」
よりによって・・・とつぶやく、充に
「おい!なんで女がいんだよ!!しかも、この部屋は隼人の部屋だろぉ!?」
美少年は吠える。
犬、いや、子犬のようだ。