If...




「翔、落ちつけ。客人だ。」


「隼人!」

「あ~もう、おそいよ~隼人ぉ・・・」




子犬は、隼人さんが来ると真っ先に隼人さんの下に向かった。



「(主従関係・・・?)」



隼人さんは、言い聞かせるように子犬に言う。



「春は、客人だ。」


「でも、女だ!」


「翔、大事な客人なんだ。」


「・・・わかったよ。」



隼人さんの言葉に、しぶしぶ了承したようだ。












< 56 / 70 >

この作品をシェア

pagetop