If...




「おい、春を口説くな。」


「なにいってんだよ。俺は、本当のこと言っただけだろ?」


「え、そんなこと無いです!」


「いやいや。ベッピンさんだぜ?」



壱護は、外見が無駄にいい。

んでもって、今みたいに天然タラシだから、めちゃめちゃモテる。

でも、壱護にはその気が無いから、泣いた女は数知れず。




「黙れ!タラシのおっさん!!」


「タラシのおっさん・・・おっさんっつったな!?」


「おっさんじゃんか!」


「このっ・・・!1歳しか違わなねぇだろっ!」


「おいおい~?春ちゃんが、ついて行ってないよ~?」



充の言葉に、ハッとする。



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