私とサンタとX'mas
もしかして…という思いと、でもこの青年ならいいかもしれないという期待


私は、ゆっくりと口を開いた

──サ……

「サンタ…さん?」



その瞬間

全ての時が、止まった



ザァッと風が通り抜けて、2人の髪を揺らしていく


その場にいるのは、いつの間にか2人だけになっていた
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