私とサンタとX'mas
「私も…三田さんのこと」


雪が、ふわりと二人の間に舞い降りた


「大好きで…!!?」


言い終わる瞬間グイッと手を引かれて
気付いた時には、既に三田さんの腕の中にいた


「やばい…嬉しすぎる」


思いをぶつけるように ギュッと優しく でもしっかりと抱き締められて


私は、そっと 三田さんの背中に腕をまわした


「私も、です」
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