恋をしようか!!~クリスマス~短編





そうして始まった私と先輩の質問大会。



「じゃぁ先輩は何で私には普通に話してくれるんですか!」




「えー…なんで?好きだから?…うんなんでだ?ていうか野山もなんで俺には普通に話してくれんの」


先に進まない私達。


「んー…なんで?私もわかんない…好きだからかなぁ?…」



曖昧な解答をし続ける
先に進まない私達…。


でも私はこれでも結構いい。

先輩といるとのんびり出来て
とても楽だもん



「やっぱりお前といるとのんびり出来るし楽だな…」

「私と同じこと考えてる!(笑)」



それから私達は
質問大会をやめて
普通の話になっていった



「くしゅっ!う"ぅー…」


そうだぁ…

今冬だったんだ…


「風邪引くぞ。ほら…」


そう言って先輩は
私を先輩の足と足の間に
入らせてくれた


そういえば
私と先輩って何でもできる!

「なんだか…」


私達犬みたい


「だなー……寒っ」


「もう中入ろう?」


そうして私達は
それぞれの教室に帰っていった




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