サンダルウッドにくるまれて
想
マティアスなんて、好きじゃない。
マティアスなんて、どうでもいい。
マティアスなんて…
マティアスなんて…。
「ねえ、サエ?」
お願い。
もう顔を見せないで。
「サエ?
僕はキミに何かした?
明らかに、サエは僕を避けてるよね?
僕がキミに何かしたのだったら、きちんと謝りたい。
ねえ、サエ?
サエ!!」
マティアスなんて、どうでもいい。
マティアスなんて…
マティアスなんて…。
「ねえ、サエ?」
お願い。
もう顔を見せないで。
「サエ?
僕はキミに何かした?
明らかに、サエは僕を避けてるよね?
僕がキミに何かしたのだったら、きちんと謝りたい。
ねえ、サエ?
サエ!!」