本当の友達
そして昼休みになった


あたしが屋上に行くとまだ友達は来てなかった


少し経ってから屋上にドアが開く音がした


ガチャ


「ごめんね美紀遅くなって」


「ううん別にいいよ」


「そっか・・・そうだよね美紀だからそんなこと気にしないか!」


チクッ


あたしは友達が言った言葉を聞いて


何かが胸に刺さった感じがした


「あたしだから気にしない」ってなに!!


あたしだって気にすることぐらいあるよ


あたしは怒りを抑えて友達に話しかけた


「でさぁ・・・お願いってなに?」


「お願いっていうか悩みを聞いてほしいんだ・・・・ダメかなぁ?」


「別にいいよ・・・どんな悩み?」


「あのね・・・あたしのことをライバルだって勝手に思ってる人がいるみたいなの」


「へぇ~そなんだ・・・それで?」


あたしはさっきの言葉を聞いたせいで少し口調がきつくなってしまった



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