本当の友達
あたしは1人でブランコに乗っていた


ガサッ


あたしは音がしたほうを見た


すると・・・華恋がいた


「ハァハァ・・・・やっと・・・ハァハァ・・・見つけた」


「なんで・・・・」


華恋は息を切らしながら話していた


「なんで付いて来たのよ・・・」


「美紀が心配だったからだよ・・・あたし美紀に酷いこと言ったと思って」


「別・・・もういいよ・・・あたしもいきなり怒鳴ってごめんね」


「ううん・・・」


そして華恋はあたしの隣のブランコに座った


それからあたしと華恋の間には沈黙が続いた


だけど華恋が話しはじめた


「なんであんなに怒ったの?」


「べつに・・・特になにもない」


あたしは少し素っ気ない返事をした


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