運命は赤色
「っもう1時間目が始まってる」

『しかも、算数の田中先生だ…』


ガラッ

『すみません、遅れました』

『もう授業は始まってますよ!席に早く着きなさい!』


「はい。」


はぁ怒られちゃった

『優奈っ、西園寺君となんかあった?』

「ないよ~」

『雪城さん!私語は慎みなさい!罰としてこの問題を解きなさい』

え~これ大学入試問題の正解率が8%の問題じゃん!


『えーこれ雪城さんに解けるの~』 『先生も無茶苦茶だな』

なによ皆解けないなんてっ

『解けませんか?』

「解けます。」

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