キズナ

私は黒板を見たまま動けなくなってしまった


だって黒板には殴り書きされたような美紀に対するいろんな言葉が書かれていたから



気づけば黒板のすぐそばで立ち固まっている美紀の姿があった






『なにこれ…』





これはイジメってゆうやつ?

美紀が?

え、だったらなんで?

誰がこんなことを…?



頭が混乱していると後ろから声をかけられた


『柚ちゃんおはよー!』

千恵ちゃんだ

『おはよう。ねぇこれ…』


私は小さい声で千恵ちゃんに聞いた


『ああ、これ?私が来た時からこーなってた。それより後ろ行こっ?みんな待ってるよ』


千恵ちゃんはそう言うと後ろを指さした

その先には由美ちゃん・栞ちゃん・真美ちゃん・美咲ちゃんがいた


『うん。』


私は席に鞄を置き由美ちゃん達の所に向かった

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