あなたの隣は…(短編集)


「改めて言わせてな?

俺、恵ちゃんが好きだよ。
初めは絵と姿だけだったけど、今は恵ちゃんの全部が好き。」


照れもしないで、真剣な顔の先輩に、私は頷いた。


「ありがとう、恵ちゃん。」


先輩は凄く嬉しそうだった。

私の心まで暖かくなった。


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