総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】
ゴトリと音を立てて倒れるそいつは・・・・俺の兄貴分だった男。
このグループにいるとき、仲よくしてた。
だけどいつしか、グループの上に俺が立っていくにつれてあまり話さなくなった。
そうか・・・・こいつ。
俺をねたんでたのか・・・・。
ハッ・・・。
なんで気づかなかったんだろうな。
しかもどさくさに紛れて殺されかけたし。
俺は・・・・・護りたかっただけなのに・・・・っ。