総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】

お袋は親父にDVを受けていた。



それに耐えられなくなった。



お袋を助けたかった。



いつでも笑って、大丈夫だよ。



そう言ってくれるお袋を。



今度は俺が笑って、大丈夫だよ。



そう言ってやりたかった。



だから、この道に入った。



このグループに入ったのは、この街で一番でかかったからだ。







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