総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】

戦争が始まる。


あたしは狂獣連合の人質であって戦士でもある。


ただ、戦えない戦士。


悪く言うと足手まといとなる存在。


この考えがあたしの頭をぐちゃぐちゃにする。


あたしの考えは間違ってる?


あたしは必要?


小さくため息をついてベッドから降りる。


「プーリンセェスゥー♪」


急にドアが開く。


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