総長が求めた光 ～Ⅱ壊れた歯車～【完】

「忘れてた。」


何の悪びれもせず、本音を吐き出すヒサ。


まぁ、本当のことだしいいか。


「わ、忘れんなよっ！！」


「ゴメンゴメン。」


苦笑しながら、ヒサに結論を聞く。


「どうするんだ、ヒサ」


「総勢で１８０人弱だって言ってたな。」


「あぁ。」


「それを、この１週間で３００にしてほしい。」


「さ！？む、ムリだろ！？」


まぁ、１８０じゃちょっと少ないしな。


「じゃないと、天神連合と殺りあうには少しばかり数が足りねぇ。」


「・・・・集めたら、入れてくれるのか。」


「あぁ。」